今度は光の当て方を色々試してみたので、その記録。
まずはレフ板などを一切使わず、撮影してみる。
すると必ず、影の部分が暗く写るので、どのあたりを明るくするか検討できます。
次の写真は、ただ撮っただけの写真と同じ設定でレフ板を使って顔を明るくした写真。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/5
露出時間:1/6秒
ISO:200
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/5
露出時間:1/6秒
ISO:200
光源の蛍光灯はドールの頭上にあり、顔を少しうつむかせている為、どうしても顔全体が暗くなります。
その為、カメラの下からレフ板で光を顔に直接当たるように調整して撮影しました。
さらにそこからホワイトバランスを調整した写真が以下の写真です。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/5
露出時間:1/20秒
ISO:200
WB:晴天
少し髪の毛の明るさなどを抑えたかったのでシャッタースピードを短くしています。
とりあえず、うつむいたポーズのドールに下から光を当てる事は問題なさそうです。
次にドールの顔正面から強い光を当てた場合、
眼の虹彩が明るくなりすぎて目を見開いたような感じで怖い写真になりました。
多分、蛍光灯の反射した直接光がドールアイに入っているんだと思います。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/3.2
露出時間:1/8秒
ISO:200
この現象については、どうすればもう少し落ち着いた感じになるかは、まだよくわかっていません。
レフ板の反射面をマットな感じのものにするか、トレーシングペーパーを利用すると変わってくると思います。
光をもう少し弱くしようと白いコピー用紙を利用して撮影もしたのですが、
思った以上にドールの瞳への映り込みが激しく、瞳が曇ってしまうので、使いどころが難しく感じました。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/3
露出時間:1/4秒
ISO:200
あと、光を当てる高さですが、瞳より上から光を当てると、
瞳の中に瞼の影ができるようです。
(瞳のほうが顔の奥に存在している為)
ドールアイの中に影が出来ると途端に死んだ魚の目のように生気を感じなくなります。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/3.5
露出時間:1/10秒
ISO:200
何度か試行錯誤した結果、とりあえずレフ板で光を当てるのをやめて、
ドールの頭上にコピー用紙をかざして、ドール本体にあたる光が均一になるようにしてみました。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/3.5
露出時間:1/2秒
ISO:200
影を均一にした場合、被写体が全体的に暗くなりますので、
シャッタースピードをかなり遅くして撮影しました。
手持ち撮影では厳しい条件ですが、撮影した写真自身はイメージしていた結果に近づいています。
ここから少しずつ設定を変えて、撮影したのですが、また次回に続きます。