2017年10月7日~9日の3日間にかけて、ボークス大阪ショールームで開催された
「関西まるち模型クラブ(仮)模型展示会」。
今回の企画展は
「ミニチュアガールズコレクション」
という事で、FAガールやフィギュアライズバスト、ガレージキット等、
数多くの美少女立体物が沢山展示されていました。
また、マルチジャンルの展示会という事で、
艦船模型、飛行機、AFV、ガンプラ、ゾイドと本当に
様々なジャンルの模型も展示されていました。
私は今年も撮影ブースを持ち込んでの参加だったのですが、
今回は会場で撮影させていただいた作品を紹介していきたいと思います。
2つ以上並んだ作品を撮影する場合、
難易度がぐんと上がる話を会場でもしたのですが、
ちょうどいい写真があったので、少しだけいつも意識している事を書いておこうと思います。
FAガールやフィギュアなど2体以上が並んで、1つの作品という場合がありますが、
どちらか一方にピントを合わせると、
もう一方がピンボケしてしまうという事があるかと思います。
こういった場合、三脚等を利用していて、全く同じ構図で複数枚撮影できるのであれば、
1体ずつピントを合わせて撮影しておき、後から合成すればいいのですが、
手持ち撮影の場合、その方法は使えません。
被写界深度を深くすることでピントの合う範囲を広げる事も有効かと思いますが、
その場合、露出が暗くなりますので、
シャッタースピードが遅くなって手ブレが起こる可能性が高くなります。
そんな時、私は撮影しようと思う作品の位置を確認します。
今回のそうにゃんさんの作品では、向かって左側の轟雷が一歩後ろに配置されています。
下の写真では赤いラインで表していますが、
このラインとカメラのセンサーが平行になるように意識して、
撮影するとピントが両方の轟雷に合わせる事ができます。
今回の場合は、作品の正面から1歩左に立って、カメラを右に向けて撮影しました。
視線をもらう形での構図で撮影する事は出来ませんが、
2体とも瞳に綺麗にピントを合わせて撮影できました。
模型展示会では○○合わせ等で作品を並べて撮影する事も多いと思いますが、
できるだけ真横に並べるように意識しておけば、
2体以上の作品にピントが合った写真が撮影ができると思います。
当日、作品を撮影ブースまでお持ちいただいた皆さん、
ありがとうございました。
また展示会へ参加された皆様、運営及びお手伝いされた皆様、
本当にお疲れ様でした。
次回の第9回関西まるち模型クラブ(仮)模型展示会の
お題も会場で発表されていましたが、
「どうぶつ由来の模型たち アニマル・どうぶつ」のようです。
来年10月頃開催予定という事で、今から楽しみですね。