昨年開催されたワンダーフェスティバル2016夏にて、
ディーラー名:苺MilkTeaさんより販売された
「初音ミク ちょむ式ドリーマー」(原型:あかちょむさん, 彩色製作:nishiさん)を
撮影させていただいたので
写真にて、このキットの魅力を紹介したいと思います!!
「初音ミク ちょむ式ドリーマー」の360°Viewerはこちらから。
「苺MilkTea 初音ミク ちょむ式ドリーマー」
DECO*27さんのオリジナル曲「ゆめゆめ」のPVに登場するミク ドリーマーを
見事に立体化されています。
特徴的な髪型、衣装などもしっかり再現されています。
髪の毛の広がりやポージングも躍動感があって素晴らしいですね~。
今にも歌声が聞こえてきそうな表情ですね。
口の中は前歯もしっかりありますし、前髪のモールドも細かく造られていて、
このスケールでもしっかりと丁寧に造り込まれている事が良く分かりますね。
面相はとても可愛く仕上げられていますね。
ただ可愛いだけでは無く、柔らかい優しい雰囲気となっています。
さすがnishiさんですね。
向かって右側(ミクからは左側)からの全身。
あかちょむさんの原型でいつも思うのは、
頭や身体、脚のバランスがとてもいいですね。
基本の骨格がしっかりしているのだと思いますが、
肘の向きとか膝の向きとか関節の形なども自然な形になっていますね。
このミクは左手の掌が上に向いているのですが、肘の内側もきちんと上を向いています。
肩から二の腕にかけて筋肉や皮膚は捻じれると思いますが、
そのあたりの形がとても自然な形で表現されていると思います。
(市販のフィギュアでもたまに肘の向きとかおかしい時があるので・・・)
今度は反対側から。
この角度からの見どころは、お腹周りでしょうか?
おへそまわりの腹筋の浮き出方がとても綺麗なラインとなっています。
また、その微妙な立体感が綺麗なグラデーション塗装によって、
より際立って見えます。
あと、身体を捻ったポーズですので、脇腹にはしっかり皺が造られています。
右腕も指の先まで抜かりなく造られていますね。
人差し指と中指は内側に曲げた状態ですので、
拳のところの膨らみ(第三関節)もしっかりとありますね。
このドリーマー、初音ミクのいつものツインテールとは異なり、
1つにまとまった後ろ髪がまとめたところから2本に分かれているのですが、
しっかり再現されていています。
こういった髪の毛の長いキャラクターのフィギュアでは、
髪の毛の広がりに合わせて、何本もの形に分ける事が普通かと思いますが、
この分かれ方がまた動きがあっていいですね。
元のイラストがあれば別の話かもしれませんが、
この髪の毛の分け方は原型を造られる方のセンスがハッキリと表れるところでは無いかと思います。
美少女ガレージキットの世界にはすごく細かく髪の毛が分かれているキットも存在していて、
そこが市販フィギュアでは出せない魅力の1つではないかな~と勝手に思っていたりします。
ちょっと違う角度から、後ろ姿。
衣装の特徴であるマントはしっかりと皺が表現されています。
複雑な皺に合わせて、グラデーションでしっかりと塗装されています。
この艶があるのか、無いのか絶妙な質感も素晴らしいですね。
スカートは少しアレンジされていて、
2重スカートになっており、内側のスカートの裾はフリフリ?になっています。
イラストと比べて、ちょっとアレンジされているところが、ちょむ式の所以でしょうか?
あと、この角度からのみちょっと見えるお尻(太ももの付け根)の膨らみは素晴らしいです。
衣装のアップ。
マントの内側もしっかりと皺があります。
あと、胸のところの紐や服が左肩に引っ張られて出来る皺、
スカートのうねりなどもしっかりと造られています。
手首のシュシュ?の形もしっかりとうねうねしてますね。
足回り。
ブーツの折り返し部分の皺も自然な感じですね。
膝のところには分割の関係かフリルが巻いてあるアレンジがされています。
こうして見ると、写真では写しきれていないのですが、
スカートやブーツの輝きはめちゃくちゃ綺麗でした。
肌の部分もシャドウ部がハッキリと分かる塗装となっていて、
美しい身体の造形が見て取れますね。
ちなみにワンフェスの時に展示されていた時はこんな感じでした。
横に造花も置いてあって、華やかなかつ可愛く展示されていました~。
この完成見本を製作・塗装されたnishiさんですが、
以前、第2回K.C.F.関西キャラクターモデラーズフェスティバルにて、
ZZすーぱーふみなを作って展示されていた方です。
時々、ヤフオクで製作された完成品を出品されていますので、
気になる方は要チェックです。
(先日出品されていたFA:G バーゼラルドは凄い金額になっていましたね・・・。)
以上、初音ミク ちょむ式ドリーマーの紹介となります。
こちらの初音ミクですが、来月2月に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル2017冬にて、
同じく苺MilkTeaさん卓にて、再販予定となっています。
販売はこのワンフェスで最後という事ですので、
このミクが気になっている人は、是非、苺MilkTeaさん卓までどうぞ~。
あと、ツイッター等で既にご存知の方も多いと思いますが、
苺MilkTeaさんの新作は、艦これの「プリンツ&ビスマルク」となります。
ディッチカメレオンのけろよんさんとの合作という事で、
会場内でも注目のキット(勿論、私も楽しみにしています)かと思いますので、
こちらもどうぞ、よろしくお願いします~。
あと、今回の撮影環境ですが、大阪市内にある模型製作スペース「craft spot One-Step」さんの
撮影ブースをお借りして、撮影しております。
模型製作だけでなく、完成品撮影のスペースとしても、
しっかりとした照明などの環境がありますので、
是非、撮影だけの方でも遠慮なくご利用ください。
それでは、今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました~。
2017/1/22追記
苺MilkTeaさんのWF2017冬の卓番が決まったそうです。
[6-35-07]という事です。
5ホールと6ホールの境目の奥の方ですね。