第11回大阪ねんど会に行ってきた。

先日、人生2回目となる大阪ねんど会のほうへ参加させていただきました。
今回は大阪日本橋のボークス大阪ショールーム8Fで11時~18時の開催でした。
最近は、猫鯖さんにいく事はあっても日本橋にいく事が無かったので、久々の日本橋でしたが、
11時はまだ色んな店が開いたばかりの為か、日曜日にも拘わらず人はまばらでした。

今回は3月に開催されたGWCで購入した「鶴の館 ちびコンゴウ」を持っていく事にしました。
目標は仮組みまで終わらせる事です。
鶴の館ちびコンゴウ
(帰って自宅で撮影したのですが、予定どおり仮組みまではできました。)

相変わらず粘土を触ってないので、
こんな自分が参加してもいいのだろうか?という気持ちはあるのですが、
やっぱり色んな人と色々な話をしながら作業するというのは、
とても楽しく、前回のねんど会の事も忘れられなかったので、
ついつい皆さんのご厚意に甘えて参加させていただきました。
(模型作りはどうしても一人で作業する事が多く、
 それはそれで楽しいのですが、やっぱり誰かと情報共有したいというか
 一人では寂しい気持ちがありました)

前回同様、自分が作業する為の道具、机を汚さないようにする為の新聞紙と
今回はカメラも持って、家をでました。
(前回は会場に入った時には全ての机に新聞紙が敷いてあり、持参した新聞を利用する事はありませんでしたが、
 念の為、多めに用意しておきました。今回はそれが後で役に立ちました。)
自分の出したごみも持ち帰る必要がありますので、ごみ袋の持参も必要です。
私は途中のコンビニで飲み物を買って、その袋をごみ袋にしています。
もし、今後のねんど会への参加を検討されている方は新聞紙とごみ袋を忘れないように気をつけてください。
ちなみに新聞紙とごみ袋はきちんと用意してたのですが、
カッティングマットを見事に忘れていました。
(ガレキのバリ取りくらいだけでしたので問題ありませんでしたが)

会場へ到着して、まずは主催者のikasaさんへ挨拶させていただきました。
受付は落ち着いてから順番にするという事でしたので
とりあえず空いている席に座ることにしました。
大阪ねんど会では特に席は決まっておらず、空いている所に自由に座るという事になっています。
知り合いの方の隣に座るも良し、憧れの原型師さんの隣に座るも良し、はたまた初めましての方の隣に座るも良し、そこは自由です。
他のねんど会はどんな感じなんでしょうか?
(さらに大阪ねんど会では受付時に名前を書いて立てておく表札?用の紙をもらって自分の席に置いておきます。)
前、参加しようと思った時もそうでしたが、
結構ねんど会ってどんな会なのか見えない部分が多いように思います。
興味を持たれている方は多いようで、どんな感じか質問された事も何度かありました。
気になっている方は、見学だけでも可能なようですので、
足を運んでみては如何でしょうか?
(大阪ねんど会は作業に参加する場合は、1人¥500-必要です。
 -これは場所を借りる費用かと思いますので必要です-)

で、話は戻りますが、今回は一人の方が座られていた机に座ることにしました。
その方は、棚家K介さんでスケールモデルをいつも製作されている方でした。
今回は、ねんど会がどんなものなのか気になって初めて参加されたということでした。
棚家K介さんも原型はされてなく、参加には少し不安だったそうです。
仲間だ!っと勝手に親近感を持ちました。馴れ馴れしくてスミマセン。
今回はウォーターラインの空母エセックス(ハセガワ)を作られていました。
色々と話をさせていただいたのですが、
今まで作られた作品として99式艦爆をお持ちになられていました。
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(確か瑞鶴の艦載機と聞いた記憶があるのですが、機体の識別帯も白2本なので瑞鶴かと思います)
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かなり小さい(1/700?)にも関わらず、空中線が張られていたり、
足回りや裏側まできちんと塗られていたりと、丁寧に作られていました。
写真では2機だけですが、これを何機も作らないといけないので
空母製作の大変さを感じますね。
(小学生の時にタミヤのエンタープライズを作りましたが、
艦載機は今でも実家でランナー付きで眠ってます)
ちなみに赤城も作られているそうなのですが、
赤城の艦載機は飛行甲板に接着されたそうです。

棚家K介さんと話をしている時に、隣にこられたのは、あやねさんでした。
あやねさんは「猫やしき」という名前でディーラー活動をされている方で、
この冬のワンフェスでは「デフォルメ歌仙さん(刀剣乱舞 歌仙兼定)」を販売されたそうです。
現物を拝見させていただきましたが、手のひらサイズで可愛らしくデフォルメされていました。
(ツイートを見かけましたが、2016/5/29にインテックス大坂で開催される「閃華の刻 6」でも
 在庫がある分だけ販売されるそうです。)
夏のワンフェスは当選されていて、新作の原型を作られていました。
ちなみにねんど会は今回が初めての参加という事でした。
今まで作られた作品という事で
ロードス島戦記に登場するダークエルフの「ピロテース」を展示コーナーに展示されていましたので、
撮影させて頂きました。
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キャストオフ出来るそうです。
睫毛まで細かく描き込んまれていますね。

そして、最後に自分達の机に着席されたのは、狂夜さん。
彼は恐竜フィギュアを造形しているそうで、
現在進行形で学校で造形を勉強しているという事でした。
自分から見ると眩しいくらいの若者でしたが、
既にワンフェスディーラーデビューは済ませていて、
来ないだのワンフェス冬では自分の造ったものを販売していたそうです。
(その時のディーラー名は「多種多様なるピアチェーレ」)
次のワンフェスで販売する予定のキット「ディモルフォドン」の完成展示品と
「ティラノサウルス 羽毛タイプ」(こちらは複製前の原型?)を見せていただきましたが、
鱗や羽毛のモールド、歯や爪の形、眼の表現など細かいところまで丁寧に造られている事がわかりました。
完成品展示コーナーに展示してあった「ディモルフォドン」の写真はこちらです。
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この一枚はあやねさんがスマートフォンでライトを照らしてくれた時の写真になります。
まるで太陽の光の下を飛んでいるかのような光線が偶然生まれていましたので、
結構、お気に入りの写真です。
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狂夜さんのツイートを遡ってみると、夏のWFではさらにもう1体(全部で3体?)新作を出される予定のようです。
凄い勢いですね・・・。

私自身は、なんとか1日かけてちびコンゴウは仮組みまで終わりました。
鶴の館ちびコンゴウ2
真鍮線で軸打ちして、表面処理と塗装がしやすいパーツにまとめておきました。
1点だけ腰のリボンをつける際、瞬間接着剤が流れ過ぎたらしく、外せなくなったので、
半分折ってリボンだけ外しています。後で細い真鍮線を探して軸打ちしておこうと思います。(塗装後に接着しよう)
自宅であまり作業出来ないので、こういった作業する時間が取れるのは、とてもありがたいですね。

あとはikasaさんを始め、前回席が一緒だったえひめさん、ふじもるるさん、ごとうさん、
静岡ホビーショーで撮影した愛宕の原型されたけろよんさん、
エムズ展で色々作品を拝見させていただいたブラスコウ/秋友さんなど色々な方にご挨拶出来て良かったです。
本当は席が離れていてお話したかったのですが、うまくタイミングを掴む事ができなかった方もいらっしゃったので、
少し残念なのですが、次回また頑張りたいと思います。

GWC大阪で「アーチャー」のキットを購入させていただいた造形フォルテのtotsuさんに
今頑張って作ってますよ~。とご挨拶した時に、私がGWCで撮影した写真を携帯の壁紙に使っていると聞いて
大変うれしかったです。
ブログにアップしている画像は自由に使っていただいて構いませんので、是非、どうぞ、使いまわしてください。
(そんなに使い道は無いかもしれませんが・・・)
いつか機会があればあの時展示に利用されていた背景をもっと含めた写真を撮影出来ればいいですね。
今回は販売用では無く、練習用にフィギュアを造られているという事でしたが、
その情報収集される資料の中身は勉強になりました。やっぱり、そこまで調べるのですね。

また猫鯖ViewerやViewer360のアプリの件でも、声をかけていただく事があり、
ありがとうございました。
一応、撮影を自動化する台も開発中ですので、
また試作品が出来たら猫鯖さんに持っていきますので、
その時は、またよろしくお願いします。
(ねんど会用に環境用意しても面白そうですが)

ここからは展示コーナーに展示されていた作品を撮影させていただいた写真になります。
一応、声をかけて確認させていただいたつもりなのですが、
もし、掲載NGの写真がありましたら、コメントでもツイッターでも構いせんので、
お手数ですが、ご連絡いただけたらと思います。
※基本的に作業されている机のものは撮影していません。本人にOKもらえたら別ですが。
(申請中のものだったり、秘密のものだったりがあると思いますので・・・。)

「境界線上のホライゾン メアリ」(神聖マタンゴ帝国 KOUさん原型 ikasaさん製作)
こちらのメアリは2016冬のワンフェスで販売されたキットの完成展示品かと思いますが、
模型製作工房 自然自風というサイトで製作代行も受付られているikasaさんが
仕事として仕上げたフィギュアと聞いています。
私自身、色々な製作代行業者を調べていて、ikasaさんが製作代行をされている事は知っていましたので、
実際に作例を見せてもらえて参考になりました。
(ずっと肌色の塗り方と瞳の描き方を直に確認してみたいと思っていました。)
メリハリの効いたボディの造形もいいですね。
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照明の関係で後ろ姿が少し暗く写ってしまってますね。
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「となりの家のアネットさん アネットさんバニーVer.」(神聖マタンゴ帝国 ikasaさん原型,製作)
続けて、ikasaさんが原型から造られているアネットさんバニーVer.
こちらの塗装は、一晩で塗られたそうです。
それでも褐色肌のグラデーションもありますし、
衣装、髪の毛、肌でツヤも調整されているように見えます。
一晩で塗装というのは驚きですね。
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「ボコ」(えひめ軒 えひめさん原型)
こちらはえひめさんが夏のワンフェスで販売予定のボコ。
完成品で販売されるそうです。
右耳の先など少し痛々しい傷がありますが、
それはえひめさんが誤って落としてしまった傷らしいです。
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後ろ姿も可愛らしいですね。
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「亡念のザムド アキユキザムド」(シリュウザさん原型)
私は、このアニメを知らなかったので、どんなキャラクターか分かっていなかったのですが、
WEBで色々調べていると、この作品がfgにも投稿されていました。
コメントによれば公式グッズで立体化されていなかったので制作されたとの事。
存在しないから造る。それが出来る人がうらやましいですね。
ツイッターでフォローさせていただいた時に、写真の事をリプライいただいたのですが、
その時は撮影していた事を忘れていて、次の機会に・・・みたいな事を返信していたのですが、
自宅に帰って、確認したら、何とか撮影していました。
よく確認せずに返信して、申し訳ありませんでした。
もう少し色んな角度から撮影しておけばよかったと思いましたので、
次以降、もし、撮影させていただける機会がありましたら、その時は改めてよろしくお願いします。
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台座にもアニメの作品名が入っていますね。
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「逃げてくださいカチューシャ」(ブラスコウ/秋友克也さん)
先日開催されたエムズ展2016で沢山の作品を展示されていたブラスコウ/秋友さんの
作品も展示してありました。
ガールズ&パンツァー 劇場版のワンシーンを再現された作品ですね。
とにかく驚くのはそのサイズ。ジオラマ直径は3cm~4cmぐらいでしょうか?
また被弾した箇所の爆炎は中にライトが仕込んであってチカチカと光を放っていました。
このシーン、雨が降っていたと思いますが、
4DXでは水と風で雨を体感できる演出があったのですが、
隣の席の女性が4DXにも拘わらずポップコーン持参での鑑賞でポップコーンが濡れると慌てていたのを思い出します。
せっかくの感動シーンが・・・。というかあの揺れでポップコーン食べようとするのが凄いと思いましたけどw
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「ニパ子」(とびでやさん原型)
GWCでも販売されていて、撮影させていただいたとびでやさんのニパ子も展示してありました。
ちょうど撮影しようとしていた時に、とびでやさんが近くにいらっしゃったので、
挨拶させていただいて、撮影の確認をさせていただきました。
その時にお話しをお伺いしたのですが、GWCの時より首の接続を修正されているそうです。
GWCの時は展示台での展示でしたので、後ろ姿が見えなかったのですが、
今回は後ろにも回り込む事ができる状態での展示でしたので、後ろ姿も撮影させていただきました。
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「Sukhoi T-4 Sotka」(マムシさん製作)
今回、展示品コーナーにドーンと大きく展示してあったのは、
マムシさんが制作された「Sukhoi T-4 Sotka」。
SAコン2015で大賞を受賞された作品だそうです!!
作品の下にスケールアヴィエーション誌が置いてありますね。
結構な大きさでしたので、1mぐらい離れて撮影しています。
上からだけでなく下からの写真も撮影しておけばよかったと思いました・・・。
撮影している時は、大体、気付かないのですよね…orz
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「太秦その」(いであさん製作)
GWC大阪でいであさんが塗装実演をされていたのですが、
その時、塗装されていた作品も展示されていました。
GWCの塗装実演の時は見学者が一杯で、いであさんの塗装を見る事が出来なかったので、
じっくりと見たいから撮影させてほしいとお願いしたら、
どうぞ、どうぞと快諾いただけましたので、
色んな角度からガッツリ撮影させていただきました。
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照明の関係で後ろ姿は暗めに写ってしまいました。
少しグラデーション塗装が分かりにくくなってしまいましたね。
cc
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「はこむす 北上」(Guntieさん製作)
2月の大阪ねんど会の時に、
確かはこむすさんの北上を製作しています。とおっしゃられていたと記憶していたのですが、
その時のキットの完成品が展示してありました。
パッと見てまず目を引くのが、水面と北上さんの足に絡みつく水しぶきの表現でしょうか?
今まさに足を蹴り上げたかのような雰囲気が伝わってきますね。
他にも艤装の塗装や台座のコンクリート?部分のコケ?海苔?の塗装もリアルですね。
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あと、ツイッターでもつぶやいたのですが、
水中にイ級らしき生物が存在しています。
はこむすさんのサイトの完成見本を見ても、イ級はいなかったので疑問に思っていたのですが、
これは深海魚のガチャを塗装して改造されたそうです。
自分だったらキットの通り作るのが精一杯なので、
こういった改造が出来る方がうらやましいですね。勉強になります。
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「イワン/キース 1/6胸像」(梅さん製作)
いつもツイッターで作品を拝見させていただいている梅さんのタイバニ胸像も
展示コーナーに展示されていましたので、撮影させていただきました。
ちょうど片づけられようとしているところでしたが、
少しだけお時間をいただいて撮影させていただきました。
いつもネットでみていた作品を生で見れて嬉しかったです。
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「コップのフチ子改造シリーズ」(凛々さん製作)
Twitterで見かけて気になっていたフチ子改造シリーズを撮影させていただきました。
こちらは展示コーナーでは無く、凛々さんの作業机に置いてあったのですが、
声をかけさせていただいて、撮影させていただきました。
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コップのフチ子さんがガンダムのキャラクター + アスナに改造されています。
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パッとみて、どのキャラかわかるくらい特徴を抑えて造られていますね。
キャラとポーズの組み合わせも絶妙で
クワトロ大尉とかカッコイイのかカッコ悪いのか謎のポーズになっています。
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カミーユがつぶらな瞳です。
zb
一番のお気に入りは、このブライトですねw
za
机の上がアッという間にガンダムワールドになりそうな作品で
見ているだけでとても楽しかったです。

以上、撮影の許可をいただけた作品の写真になります。
色々と撮影させていただき、ありがとうございました。

製作者様であれば、画像はダウンロードしていただいて自由に利用していただいても問題ありません。
もし、署名の無い、もっと大きなサイズの写真が必要でしたら、ツイッター等でご連絡いただけましたら、
次回のねんど会にデータを持っていくようにします。

次回のねんど会も可能であれば、カメラを持っていくようにしたいと思いますので
もし、完成品の写真などが必要でしたら、声をかけていただけたら、
撮影致しますので、よろしくお願いします。
すぐに写真をお渡しできるようにPCも持っておいたほうがいいのかな?

という事で、第11回大阪ねんど会の記事は以上となります。
参加してみたいけど悩んでいるという方に少しでもねんど会の雰囲気が伝わればと幸いです。

あと、記事に書き忘れていましたが、
14時頃に自己紹介タイムがありますので、そこだけは事前にしゃべる事を考えておいたほうがいいかもしれません。
基本、自分はディーラー活動等何もしていないので、名前と自分のサイトの紹介ぐらいでしょうか?
何を言っているのか自分でも良く分かっていないので、もしかしたら、
意味不明な事を言っているかもしれませんね~。
でも、あまり深く考えると緊張して辛くなってしまうので、
そこはさらっと流して、楽しい時間を過ごす事が出来ればいいのでは無いかと思います。

次回の第12回大阪ねんど会は、7/2 場所は同じ日本橋ボークス8Fで開催されるようです。
http://twipla.jp/events/203088
この記事を書いている時点では、まだ定員に空きがあるようですので、
参加したいと考えられている方は申込みされてみては如何でしょうか?

それでは、主催者のikasaさん、ねんど会に参加された皆様、お疲れ様でした。
また次回もよろしくお願い致します。

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