美少女フィギュアの情報を集めている方ならご存じかとも思いますが、
秋葉原では、発売前の美少女フィギュアが店頭サンプルとして展示してあり、
なんと撮影までOKとなっている事が多いようです。
メーカーさんのご好意で宣伝を兼ねて、多くの人に気軽に見てもらう事で
フィギュアの販売につなげていこうという素晴らしい仕組みのようです。
数多くのフィギュアレビューサイトの管理者さんが
新しいフィギュアを撮影されていて、レビューされているのを
いつも楽しみに拝見させていただいているのですが、
いつか自分も機会があれば、どんな感じの場所なのか、
ついでに新しいフィギュアを見てみたいなぁ~と常々感じておりました。
で、今年7月、ワンフェスに遊びに行く事となり、
翌日、仕事の後に秋葉原巡りをするチャンスを得る事が出来ました。
その時に少しの時間でしたが、
ボークス秋葉原ホビー天国さんにカメラを持って行ってきましたので、
その時に実際に撮影してみて、感じた事を次回以降の自分に対する備忘録も兼ねて、
一つの記事として残しておきたいと思います。
今後、店頭のフィギュア撮影をしてみたいと思ってる方の参考に少しでもなれば、
嬉しいな~と思います。。。
なるのかな?
あくまで自分で感じた経験則で書きますので、
明らかにおかしな点があったらご指摘いただけたら助かります。
勉強になりますので。
一応、撮影時の露出もいくつかの写真と合わせて掲載しておきたいと思います。
※因みに撮影したのはワンフェス2016夏の翌日7/25になりますので、
ショーケースの中身や配置は変わっている可能性が高いと思います。
もっと早く載せればよかった・・・。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
グッドスマイルカンパニーから発売されている千斗いすずです。
さて、いきなり色々やらかしていますね。
今回は備忘録なので、失敗した写真もガンガン載せていきます!!
この写真は、この日一番最初に撮影した写真になります。
いつも写真を撮り始めて10分くらいは手首が温まらないのかなんなのか
上手く撮れない感じがします。
このフィギュアを撮影した場所は、確か4階のPVC美少女フィギュアコーナーの
階段近くのショーケースだったと思います。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/125秒
ISO:400
初めての撮影環境だったのと前日のワンフェスでの暗い屋内撮影の感覚が残っていたので、
1枚目の写真は露出がオーバー気味になってしまいました。
しかもショーケース越しの撮影時の天敵、光の映り込みも起きています。
撮りたいとイメージしていた写真は2枚目になります。(ちょっとだけ露出が暗いかも)
1枚目の写真のプレビューを見て、2枚目までにやった事ですが、
まず露出が明るすぎると思いましたので、
F値を絞るか、シャッタースピードを速くするか考えました。
ISOを低くする事も一瞬頭をよぎりますが、
D700の場合、そこまでこだわる必要は無いかと思い、その考えは却下。
(D300だったらISO200に落としていたと思います。)
でシャッタースピードを速くする事に関しては、手ブレしづらくなるだけで
特にデメリットも無く、F値に関してはボケ味を変更する必要が無さそうでしたので、
シャッタースピードだけを速くして露出を暗くする事で対応しました。
あと、ショーケースのガラスに反射する光の対応ですが、
これに対して最も有効な手段はPLフィルター(偏光フィルター)ではないかと思います。
カメラを本格的にされている方の中には、
水上から水面の中を撮影する場合やショーウィンドウの中を撮影する時に
利用される方も多いのでは無いでしょうか?
あと、釣りをする人は偏光グラスのイメージでどんな効果があるか
掴みやすいのではないでしょうかね?
で、肝心の私はPLフィルターを持参していませんでした。
その為、多少危険ではありますが、レンズフードを付けて、
出来るだけケースのガラスにレンズを近づけて撮影を行いました。
夏の日差しの眩しい時に、学校など室内を覗くのに、ガラスに顔を近づけた時、
手で影を作って覗き込むと見えやすくなった経験等無いでしょうか?
ガラスに反射したこちら側の壁や床の反射を自分やレンズフードの陰で隠して
反射を抑えようという方法になります。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/60秒
ISO:400
ただ、PLフィルターを使わずに撮影する方法は、
実際にやってみて思ったのですがおススメしません。
その理由についてですが、以下の通りです。
1.ショーケース(フロントガラス)に接触する可能性がある。
これに関しては、撮影に夢中になってくるとやってしまう可能性が高いと思いました。
ショーケースに触れる事によりカメラのレンズ側の破損だけでなく、
最悪の場合、展示品の店頭やケースの破損に繋がる可能性があります。
展示品には工場サンプルだけでは無く、デコマスや彩色前の原型も含まれている為、
何か問題を起こしてしまうと、今後、展示が無くなってしまうかもしれません。
私は単焦点レンズを使っていて、被写体との画角が変更出来ないので、
撮影位置を決めてから動く事は無いのですが、
ズームレンズの場合、インナーフォーカスでは無く、レンズ自体が伸縮するものもあり、
もっと寄せて撮りたい、もっと全身を撮りたいと思った時に
レンズがガンとガラスに接触してしまう事になるのではないかと思います。
あと単焦点でも最初の写真を見てもらえば分かり易いのですが、
ガラスから少しでも距離を取ると光が反射してしまいます。
その為、フィギュアとの距離が調整できず、ひな壇の手前のフィギュアについては、
全身を写真に収める事は出来ませんでした。
2.周りのお客さんの邪魔になる。
フィギュアを見ようとするお客さんからすると、
フロントガラスに張り付いて、カメラを構えている人がいると
ゆっくりフィギュアを見る事が出来ないかもしれません。
私が撮影していた時は、幸い、平日で人も少なく、
誰もいないタイミングを見計らって撮影していましたが、
次回からはこういった撮影はダメだな。と思いました。
あと、今回使用しているレンズの画角は60mmなのですが、
これは少し焦点距離が長いと感じました。
感覚的なものですが、展示されているフィギュアの全身を1枚に納めようと思った場合、
40mm~50mmが使い易いのでは無いかと思いました。
バストアップを撮るのであれば、80~100mmぐらいでしょうか?
60mmのレンズでピントが合わせれる範囲に瞳を持ってきて撮影した写真が以下のものです。
どれもトリミングはしていません。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/125秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
先に記載したショーケースへの反射を抑える為、
ガラスケースに近づいて撮影しているのですが、
どの写真も足首から下が写っていません。
このままではかなり中途半端な写真になっているような気がします。
後ろに下がれば、全身を撮影する事ができるのですが、
気を抜いて、ガラスとの距離を置くと、すぐこうなります。
下の写真、全身をカメラに収めようしていたのですが、床に反射した光がフィギュア周りに反射して写っていますね。
床が写りこんでしまった事によって、肝心のフィギュアが見えにくくなっていますね。
こちらの写真はカメラをガラスに近づけて反射を抑えたものになります。
60mmの画角については、バストアップアンドトリミング前提であれば、問題無いですね。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/125秒
ISO:400
トリミング有
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
トリミング有
こんな感じの写真を撮ることは出来ます。
逆にフリーイングのB-styleのような1/4スケールの大きなフィギュアを撮るのは難しくなりますね。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
あと、ショーケースのですが、フィギュアの配置によってはケースの横から
フィギュアの横顔や後ろ姿を撮影することができます。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
ケースの横からの撮影では、目当てのフィギュアが遠い場合もあると思いますので
こんな時はズームレンズが有利ですね。
ただ、ズームレンズはどうしても重量が単焦点と比べて重たくなりますし、
自分からレンズの先端までの長さもどちらかといえば長くなると思いますので、
一概に何でもかんでもズームがいいとは言いきれないと思います。
因みに私はこの時もマクロ単焦点レンズを使っています。
物理的に撮れないフィギュア、カットもたくさんありましたが、
撮れないものは撮れないときっぱり諦めて、無理はしないように気を付けました。
あと、レンズの話になったので、店頭サンプル撮影とは関係の無い事ですが、
いつも模型展示会などで質問されることについて、自分の考えをここに残しておきたいと思います。
よくレンズは何を使用されていますか?と聞かれるのですが、
基本、機材紹介の記事でもかいたように60mmマクロレンズを使用しています。
レンズの回答をすると、ほぼ、次の質問は単焦点、使いづらく無いですか?と聞かれます。
これは何を不便と考えるかによって変わってきますので、答えは1つではないと思うのですが、
よくズームレンズは1本で単焦点レンズ数本分を賄えるという話で例えられます。
外出先等でどういったシチュエーションで撮影するかわからないような時には、ズームレンズはとても心強い味方となってくれます。
そこに関しては異論はありません。
ただ、今回の店頭撮影や模型展示会、ワンフェスのようなある程度状況が予想できるシチュエーションに関しては、そこまで恐れる必要は無いのではないかと思います。
私の経験上、ある場所から展示されている物を撮影した時に
全く納得のいかない写真ばかりが撮れてしまう場合、
いくらズームを効かせて画角を代えて撮影しても、いい写真を撮影出来たことはありませんでした。
※ここでいういい写真、悪い写真とは自分が満足できるかどうかと言うことを指しています。
納得のいかないまま、とにかく沢山撮影していたのですが、
帰宅してから写真を見返していると、同じ被写体でもなかにはいい写真が撮れているものがありました。
悪い写真といい写真の違いが何なのか自分なりに考えた結果、
いい写真が撮影出来ていたのは、
思いきって、前に出て撮影している時だということに気付きました!!
もしかしたら同じように悩んでいる人がいるかも知れませんので詳しく書きますが、
一応、この件は2年くらい悩んでいました。
一眼カメラを買った直後は綺麗な画質に満足していたのですが、
だんだんと自分がただ撮影しているだけで
最初の頃の楽しさを失っていました。
初めて買ったレンズは単焦点でしたので、ちょっとおかしな悩み方かも知れませんが、
どうしても他の人が撮っている写真が魅力に溢れていて、自分はつまらない写真を撮っているのだろうかと・・・。
その結果、画角を色々変えられるズームレンズならいい絵が撮れるかも。と標準ズームを買い(この時はレンズメーカーが良さそうと思ってシグマを選びました。)、
なんか違うと大三元レンズの27-70mmや200mmをレンタルして使い(これはこれで素晴らしいレンズでした。限りなく単焦点に近い性能かと思います。)、
次に外付けフラッシュがあればいいかもとスピードライトを買い、
フルサイズは良いらしいとD700を買いました。
この頃の機材を色々試した経験は今では貴重な経験だったと思いますが、
いくら機材を変えても、自分の撮りたい写真を撮る事はできず、カメラを持ち出す機会はめっきり減っていました。
因みに連写に走ろうとしたこともあります。
解像度の事を気にした事もあります。
大分、話がずれたかも知れませんが、こんな時の撮影場所による写真の写りかたの違いに気付けたのは自分にとっては大きかったです。
結局、被写体まわりの照明などの環境を理解して、あとはカメラやレンズ毎に得意な焦点処理や画角があってそれも理解して使いこなす事が大切という事を知りました。
展示会など自分の力では照明など環境を変えられない場合、撮れないものは撮れないと割り切る事が出来るようになりました。
自分は写真の上手い人は明らかに綺麗に撮れない状況ではシャッターを切らない人という風に認識しています。
敢えて不利な状況では戦わないような感じでしょうか?
そういった意味では、ズームレンズを使う上で自分は使わない画角や焦点距離が見えてきて、
結局、単焦点がイイ!!となりました。
今でも時々、レンズの関係から撮影を諦めて、悔しい思いをすることはありますが、
自分が綺麗に撮れる被写体を探して撮影する時は、とても楽しく充実しています。
だから、綺麗に撮れないと悩んでいる人は、
コンデジが~、フルサイズが~と機材ばかりではなく、撮影スタイルを変えてみるのも一つの方法では無いかと思います。
この間のワンフェスでも見かけたのですが、
通路の真ん中でズームレンズを使って展示してある作品を順番に撮影している人がいました。
最初はブースの全体を撮ろうとしてあるかと思っていたのですが、
ズームリングを動かして、レンズの向きも少しずつずらしているようでしたので、どうやらその場で作品を一体ずつ撮影しているようでした。
別に撮影スタイルは個人の自由ですので問題無いと思うのですが、ブースとの距離が遠く、撮影している事はまわりの人には見えているので、撮影が終わるまで前を横切らないようにしている人も見受けられました。
ズームレンズが便利な故にその場で撮り続けてしまうのいう事も起きているので無いかと思う事例でした。
ズームレンズを使っていても、少しファインダーから眼を離して周りを見渡してみてはいかがでしょうか?
もっといい画角から撮影できるかもしれませんよ。
あと、レンズの話で合わせて質問いただくのが、手ぶれの話でしょうか?
手ブレ補正無しですか!?凄いですね~。
と、言われる事も多いのですが、
60mmくらいの画角のマクロレンズでは手ブレ補正は必要ないと思います。
焦点距離が長くなると少しのレンズの振りが顕著になるので望遠の時は助かる事も多いと思いますが、しっかりとカメラを構える事やシャッタースピードを速くすることに集中したほうが有益に思います。
※これは人それぞれかと思いますので、手ぶれ補正はいらないと言い切るつもりではありません。
ただ、手ぶれ補正があることによってシャッターを切るのが雑になっていたり、手ぶれ補正の機械分レンズの重さが増してプルプルしたり、ジャイロセンサーの不調で逆にブレたりとデメリットもあるかと思います。
私は手ブレ補正付のレンズを使ってみた事もあるのですが、
思うような効果を得ることができず、結局、ISOを上げて、シャッタースピードを速くする事が多々ありました。
それなら手ぶれ補正の無い軽いレンズのほうが使いやすいかと思いました。
※あくまでもフィギュアやプラモを撮影する場合の話です。
急に話を店頭展示に戻しますが、ボークスホビー天国さんのショーケースは照明も明るくて、
ぐらいのシャッタースピードでなら余裕で撮影出来ました。
逆に明るくなりすぎでシャッタースピードを速くする必要があるくらいでした。
あと、店頭展示品といえば、彩色前の原型が展示されていることもあります。
塗装前の原型はほとんどグレーサフの状態となります。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:200
グレーサフだと光を透過しないせいか造型の凹凸が分かりやすいので、
モールド等を確認するのには大変便利ですね。
ただカメラのオートフォーカスとなると色の差異が少ない為か、ピントが迷いやすい気がします。
折角、メリハリの効いた造形を見るチャンスですので、
しっかりと狙ったところにピントを合わせて、丁寧に撮影していきたいですね。
この時の撮影では、ショーケースのガラス越しということもありましたが、
瞳が書き込んでありましたので、
そこにピントを合わせて撮影していきました。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/60秒
ISO:200
彩色前の原型を撮影していつも思うのですが、
何だかいつもより写真が綺麗に撮れているような気がします。
これは勝手な想像ですが、ホワイトバランスが多少ずれていても気にならないからではないかと思います。
今回の撮影もホワイトバランスはオートですね。
因みにISO200で撮影した写真もいくつかありましたのでちょっと紹介。
ISOも少ない方が良いという話を聞きますが、こうしてみると他のISO400の写真とあまり差が無いですね。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:200
私はほとんどオートバランスはオートで撮影しているのですが
中にはやっぱり色合いがおかしい写真が出てくる事があります。
ROWデータで撮影しておけば、後からでもホワイトバランスを変更できるので便利ですが、
現像作業がめんどくさいので、基本jpgで撮って出しをしています。
そういえば、撮影形式はやっぱりROWですか?と質問いただいたこともあります。
カメラが古くてメインPCもそこまでパワーがあるものでは無いので時間がかかるという理由からROWは使っていませんが、
環境が整っていれば、ROWで撮影するかもしれませんね。
普段、ROWデータを使っていないからかも知れませんが、そこまでこだわる必要はないのではないかと思っています。
あとこれらの原型は一番下の段に展示してありましたので、しゃがんで撮影しています。
これは普通に上から撮影した写真です。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
頑張れば下からのアングルも撮れそうですね・・・。(体が固いので中々難しかったです)
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
あと、ケースによっては背面が鏡になっていて撮影中の自分が写りこむ事があるかと思います。
こんな時はどうしようもないので、Photoshop等の画像加工ソフト等で隠しましょう。
フルサイズの明るいレンズなら被写界深度を浅くしてフィギュアの背景をぼかす事が出来ます。
この点はあとから加工する手間が省けるので大きなメリットだと思います。
背景が思いっきりボケているので反射している自分は分からないですね。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
あと、話が行ったりきたりしていますが、ケースのガラスに反射する光には蛍光灯など店内の照明もあります。
例えばこのフェイトは照明が反射していますね。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
これについてはレンズをガラスに近付けても完全に消し去るのは難しいと思います。
そんな時は少しカメラの位置を帰ることで、反射する光の位置を変える事が出来ますので、
ベストなアングルを探してみましょう。
上でフェイトの場合の右側に光がありましたので、カメラを左にちょっとずらして撮影してみました。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
こういった時は、ズームレンズがあれば撮影位置の移動に幅が出てきますね。
(見学者が多い時には無理に動かず、一度、離れて並び直す等したほうがいいですね)
このレーヴァテインは、魅力的な横乳・・・いや脇を撮影しようとしたのですが、
どうしても角度的に光の反射が入ってしまいました。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:400
あとはいくつか4階で撮影した写真です。
ねんどろいどこーでの初音ミク ブレス・ユーコーデ。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
フリーイングのY-Styleの西住みほ、秋山優花里も展示されていました。
(この時はまだ浴衣Verでしたっけ?)
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/125秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/125秒
ISO:400
あとは3階?の一番くじコーナーも撮影してみました。
ちょうど一番くじプレミアム 傷物語 鉄血篇のくじの景品が展示してありました。
こちらもケースに色々光が反射しましたので、撮影位置を変更して撮影してみました。
この写真、よく見ると指が反射していますね・・・。
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
フラッシュ:該当無し
絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:400
以上、長々と他愛の無い話を書かせていただきましたが、
色んな方のレビューを見ていて、ずっーと気になっていたので、
実際に行って、撮影してみて感じた事を思い付くまま書いてみました。
秋葉原にはボークスだけではなく、魂ネイションズやあみあみ等、他のお店でも発売前のフィギュアを見学したり、
撮影したりすることが出来るようになっているようです。
それでは簡単なまとめですが、実際に撮影してみて、
感じた事は店頭サンプルの撮影は、ズームレンズ、かつPLフィルタがあったほうがいいね。ということになります。
ここまで単焦点、単焦点と単焦点レンズを推しておきながらも
結局ズームレンズかい!?とツッコミが入りそうですが、
実際、ボークスで撮影した限りでは、
店内の狭い通路という制約の中で撮影するには単焦点による焦点距離の調整は難しく、
撮影出来るアングルやフィギュアが大きく制限されてしまうと感じました。
また店内及びショーケース内は明るい為、無理に大きな明るいレンズで撮影する必要も無いと思いました。
なので、軽さや画質を優先して単焦点で撮影するよりも
標準的なズームレンズでも問題無く綺麗に撮影できるのでは無いかと思いました。
ただ、どんなレンズでもケースに反射する光との闘いは避けて通れないと思いますので、
やっぱり最優先はPLフィルターだと思います。
あとスマホでの撮影ですが、こちらはなかなかキツイのではないかと思いました。
(iPhone7の中望遠カメラはどうなのかわかりませんが)
一眼で撮影するような写真は撮る事が出来ないと思います。
(私の勝手な想像なので、実際は撮れるよ~という事もあると思いますが)
大阪でもこのような場所が出来たらなぁと羨ましい限りですね。
一応、フリーイングのフィギュアはサンプル展示を見る事は出来ますが
グッドスマイルカンパニー&マックスファクトリーは時々、
大阪日本橋に新商品展示に来られる事もあるのですが、
こういった数少ない機会を活かしていきたいですね。
また、東京秋葉原に行く機会があれば、
店頭サンプルのフィギュアを撮影しに行ってみたいと思います。
今回は最後に秋葉原で3食、食べ続けたゴーゴーカレーの写真でお別れしましょう。
それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました~。