秋葉原で「ニミッツ」他、R工廠さんの作品を撮影してみた。

先日、トレフェス、ホビランに一般参加する為に東京へ行ったのですが、
少しの時間ですが秋葉原へ立ち寄ってきました。

その目的は、先月ボークス大阪ショールームで開催されたS.M.Fの会場にて
「赤城」「伊勢」を撮影させていただいたR工廠さんの
「ニミッツ」や他作品の展示を撮影する事。
赤城、伊勢を撮影させていただいた時の写真はこちら

この時に、作品を一度拝見したいと思っていたR工廠さんの赤城、伊勢は
大阪でじっくりと見学させていただいたのですが、
スケールアヴィエーション2017年1月号掲載作品の「米国海軍 原子力空母 CVN-68 ニミッツ」を
秋葉原のボークスで展示を開始されたという情報をツイッターで見て、
これは是非、行かなければ~。となりました。
ただ、秋葉原のボークスといっても、いつも立ち寄るのはフィギュアコーナーばかりで、
場所もよくわかっていなかったのですが、
展示されているボークス ホビースクウェア秋葉原は、ラジオ会館8Fという事で、
特に迷う事無く、お店まで行く事は出来ました。
8Fフロアすべてがボークスなのですが、
ボークスドールポイント秋葉原と店内は共通となっており、
展示コーナーを探すのに少し迷子になってしまいました。
エレベーターを出て、正面がお店の入り口ですが、
入ってすぐ右側にR工廠さんの展示コーナーがありました。

通常、ボークスホビースクエア秋葉原の店内は撮影禁止なのですが、
このR工廠さんの作品が展示されているコーナーのみ撮影OKとなっております。
私が見学した日は平日の午前中で他のお客さんはそこまで多くなかったのですが、
一応、通路のような場所でしたので、あまり撮影に夢中になってしまうと、
他の方の迷惑になってしまうかもしれませんね・・・。こうした点は気を付けたいと思います。
この時は、誰も見学されている人はいなかったのですが、
突然、一眼レフでバシャバシャ撮っていたので、通る人は何?みたいな感じで見てたと思います。
やはり普通に見学される方もいらっしゃったので、その時はちょっと離れるようにしていました。
ショーケースの背面が鏡なのでむやみやたらと撮影すると他の見学者の方が写り込んでしまうので、
その点は注意が必要ですね。
照明は店内という事があり、どうしても手持ち撮影では難しいですね。
でも、撮影出来るだけでも大変有り難いので、頑張って撮影してみました。

1/700 米国海軍 原子力空母 CVN-68 ニミッツ
こちらはスケールアヴィエーション1月号に掲載されている作品。
キットはピットロードのものですね。
R工廠さんといえば日本帝国海軍の軍艦を製作されているイメージですが、
R工廠さん曰く、「最初で最後の現用艦」との事です。貴重です。
R工廠 ニミッツ 艦橋

まずは艦橋周りから。
艦橋上部の手すりや梯子は勿論、レーダーやメインマストの隅々まで、
とても細かいところまで作り込まれています。
艦橋屋根にある丸いものは照明でしょうか?
あと、空中線もびっしりと張られています。
星条旗も風にはためいていますね。
艦橋後ろのレーダーマストもしっかりと細かいですね。
艦橋横の艦籍番号「68」にはリベットのようなものがありますが、
これはイルミネーションですね。
よく見る作例では、デカールで艦籍番号を表現してあるものが多いと思いますが、
このスケールで、ここまで作られているとは凄いですね。
R工廠ニミッツ 艦橋

艦橋横にはE-2 ホークアイがありますね。
プロぺラ等はとても細かいです。
あとフォークリフトも小さいです。
R工廠 ニミッツ ホークアイ

エレベータと飛行甲板右舷に艦載機が並んでいるのがカッコイイですね。
艦載機のキャノピーはヒートプレスで作られているそうです。
あと、F14トムキャットのエンジンノズルはアドラーズネスト特製パーツを利用されているそうです。
(キャノピーは他の艦載機も自作されたのでしょうか?)
R工廠 ニミッツ 艦橋

ずらっと艦載機が並んでいる姿は圧巻です。
とても小さいですが、垂直尾翼のマーキングもしっかり再現されていますね。
R工廠 ニミッツ

ヴァィキングも2機ほど置いてありました。
主翼は折りたたまれていますね。
R工廠 ニミッツ 艦載機

艦首側にはコルせアが並んでいますね。
飛行甲板横のホースリールやラッタル、梯子なども細かいです。
ホースリールはもしかして、ホースが巻いてありますか?
R工廠 ニミッツ コルセア

正面から。
飛行甲板上のアングルド・デッキのマーキングが映えますね。
R工廠 ニミッツ 正面より

艦首のブライドル・レトリーバーもありますね。
まわりのセーフティネットも付いています。
このセーフティネットはエッチングパーツでしょうか?
R工廠 ニミッツ 艦首 コルセア
コルセアのキャノピーやジェットノズルのアップ。
R工廠 ニミッツ 艦首

アングルド・デッキをよく見ると、トムキャットが1機、発艦しようとしていますね。
防炎壁(ブラスト・ディフレクター)が上がっています。
その後ろには横のカタパルトに向かっているような機体がいますね。
R工廠 ニミッツ 正面より

艦橋後ろのレーダーマストの手前にはクレーン車両があります。
R工廠 ニミッツ
横から見るとクレーン車やフォークリフトも凄まじい精度で作られている事が分かります。
R工廠 ニミッツエレベータ
R工廠 ニミッツ

船体側面の手すりやエレベータ周りの構造物も再現されています。
R工廠 ニミッツ艦尾エレベーター

環境を後ろから。
しつこいようですがクレーン車の梯子やワイヤー1本1本まで作り込まれています。
R工廠 ニミッツ 艦橋後ろ

ちょっと手ブレしていますが、発艦状態のトムキャット達。
防炎壁の裏側も色々と細かいのですが、うまく撮れていませんでした・・・。
R工廠 ニミッツ トムキャット

艦尾から。
手すりがある事で情報量が全く変わってきますね。
飛行甲板の艦尾にはセーフティーネットがびっしりありますね。
艦尾開口部のデッキはジェットエンジンの試運転が行われるらしく、
R工廠さんが自作されたジェットエンジンが置いてありました。
(写真だとピントが合ってなくて分かりにくいですが、
 艦尾デッキ奥にある黒い塊です。)
艦尾デッキ下には保護柵がありますね。
R工廠 ニミッツ 艦尾

ちょっと撮影する露出を変更して。
実際に展示されている状態の明るさはこんな感じでしょうか?
機体のパネルラインもスミ入れされていて1機1機が単体で1つの作品となっています。
R工廠 ニミッツ

左舷側から。
これはショーケースの背面の鏡に映った絵を撮影しております。
鏡に映っていますので、左右反転加工だけはしています。
R工廠 ニミッツ
通常の角度からでは見えにくかった所まで見えますね。
機体を牽引する車両もいくつかありますね。
R工廠 ニミッツ
この角度の映像を見て気づきましたが、
駐機中のF14は搭乗用のタラップが出ていますね。ひえ~。
R工廠 ニミッツ
最後に全体を撮影。
レンズの画角の関係で、相変わらず部分的な撮影しか出来ていませんが、
鏡に映った状態だと、ちょうど全体を含めて撮影できました。
R工廠 ニミッツ 左舷

アメリカ空母といえば、飛行甲板いっぱいの艦載機ですが、
1機1機この精度で製作されているので、流石に時間が足りなかったそうです。
自分は小学生の時にタミヤの1/350 エンタープライズを与えられて、3年くらい作っていましたが、
結局、艦載機の製作までたどりつけなかった記憶があります。
(今でも実家にランナー付きの状態であったような気が。
 あとホースリールと救命筏を大量に作った記憶が・・・)
写真では暗くて、格納庫内部が見えないのですが、
肉眼ではうっすらと中の様子がうかがえました。
是非、実物を見学される際は、格納庫内部もしっかりと眼に焼き付けてください~。

1/700 大日本帝国海軍 航空母艦 赤城
大阪で開催されたスケールモデルフロンティア9でも撮影させていただいた赤城。
あの時は会場の関係から正面から撮影する事は叶いませんでしたが、
今回はショーケースの横から撮影する事で艦首側からの角度で撮影する事が出来ました。
R工廠 赤城

遮風柵が起き上がっていますね。
R工廠 赤城 正面

R工廠 赤城 飛行甲板

左舷より艦橋付近。
伝声管が輝いていますね。
格子状の木箱のようなものもはとても小さいです。
あと、よく見ると木材を積んでいますね。
R工廠 赤城 艦橋 左舷
対空機銃台座周りのマントレットも細かいです。
遮風柵が起き上がったところの中もしっかり再現されていました。
R工廠 赤城 左舷

船体横の扉が開いていたりと細かいです。
R工廠 赤城
この間は撮影出来なかった艦首飛行甲板周り。
R工廠 赤城 艦首

飛行甲板の塗り分けもとても細かいですね。
R工廠 赤城 艦載機

1/700 大日本帝国海軍 航空戦艦 伊勢
やっぱりこの伊勢の艦橋は何度見てもたまりませんね。
マントレット周りのロープや伝声管、双眼鏡と見応えたっぷりです。
R工廠 伊勢 艦橋まわり
上から見ると、色々な発見がありますね。
R工廠 伊勢 主砲
伊勢も鏡に映る反対側を撮影。
後部艦橋のマストは梯子までとても細かいですね。
R工廠 伊勢

以上、ボークスホビースクエア秋葉原にて絶賛展示中の
R工廠さんの「ニミッツ」「赤城」「伊勢」の写真となります。

同じく展示されている「大鳳」「阿武隈」「日進」「雷」の写真も
撮影させていただいていて、この記事の中で紹介させていただこうとしていたのですが、
3日前くらいから記事を書いていて、伝えたい事が多すぎてまとまらず、
更新が今年中に終わりそうにない為、
別の記事として紹介させていただこうと思います。

それでは、今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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