あの楽しかったワンダーフェスティバル2018冬から早くも2週間が経過しようとしています。
ずっと肉体的にも精神的にも疲れが抜けなくて、
色々なサイトでワンフェスレポートが更新され、既に終わったであろうこのタイミングで
ようやくブログを書き始める事が出来ました。
また、しばらく長い時間をかけて、ゆっくりとレポート記事を更新していきたいと思います。
まず、今更ですが、ワンダーフェスティバルとは、
株式会社海洋堂の主催する日本最大級のガレージキットの祭典で、
プロ、アマチュアを問わず、造形を趣味とする人達が集まって、
販売&展示を行うイベントです。
近年では、PVC完成品フィギュアメーカーや模型関連企業の展示、
玩具中古販売、コスプレ等、ガレージキット以外の内容も充実しています。
今回もディーラーパスでの参加という事で、
前日搬入から会場入りする予定で行動していたのですが、
懸念されていた天候にも恵まれて、
無事、17時頃には幕張メッセに到着する事が出来ました。
会場では、既にソフトシェルクラブのメンバーの皆さんが到着しており、
荷物の搬入はほぼ終了していました。
(あまりお役に立てず、すみません)
一応、撮影担当という事で撮影した卓の様子がこちら。(写真はワンフェス当日です)
今回は自卓を撮り忘れるというミッションを何とかクリアする事が出来てホッとしました。
模型展示会等でも自分の作品や卓を撮っていなかったという事はよくあるのではないでしょうか?
続けて、各作品の写真。
FGO フランケンシュタイン(原型:もりしのれんさん)
FGO ポール・バニアン(原型:ポコ美さん)
このポール・バニアン、キットに同梱する完成見本の写真が必要という事で
会場で撮影させていただきました。少しでもお役に立てて良かったです。
ヤンキーハムスター 先輩・後輩(原型:fol嫁さん)
バスタードレス アストランティア、ドアマイガーD ドアマイガー、黒月(原型:folさん)
アストランティアはフナトモさんが塗装したもの(左)とfolさんが塗装したもの(右)を並べて展示していました。
その他色々(マカロニ、詐セットちゃんマグネット、kakko、にゅっぱにゃっぷす)
こんな感じで色々な商品で卓上は賑やかな状態でした。
(あと展示台はプラダンのヤマコーさんの偶像祭壇シリーズを使っています)
その後、前日搬入は特に何もする事はなく、会場をウロウロとして過ごしました。
その時にちょっと気になったのが、
各卓に一生懸命チラシを配られている方がいらっしゃったのですが、
置いていったそばから搬入用入口から入る風に飛ばされて、床に散らばっていた事でしょうか?
これではせっかくのチラシも意味が無く、勿体ないと思いました。
上の写真を見ていただくと分かりますが、C3 Tokyoのチラシはテープで机に張られていて、
飛ばされる事は無かったようです。
誰がこれを拾って綺麗にしたのでしょうね?(ワンフェススタッフ?)
あと、会場をうろついている時に、
あの話題のワンダー詐称ケースの旗を持って歩いている方をお見かけしましたので、
声をかけさせていただきました。
プロデューサーのサノマサヒコスキーさんの名刺をいただきました!
「明日、卓の作品、撮影に行きます!!」とお伝えしたのは良かったのですが…
スミマセン。当日、撮影出来ていませんでした…。
(これは今回の一番の反省点ですね。)
前日搬入の後は、今回のワンフェスでは残念ながら落選してしまったアトリエカルロスの
カルロスキャモさん主催のガルパンモデラーおじさん(お兄さん)の集いに参加してきました。
初めてお会いした方も多くて、最初は緊張もしましたが、
共通の話題の中でお酒を飲むというのは、話も盛り上がって楽しい一時を過ごす事が出来ました。
ワンフェス当日は卓へご挨拶にお邪魔する事が出来ずに申し訳なかったのですが、
またガルパンの集まりがありましたら、是非、参加したいと思いますので、よろしくお願いします!
(写真は、ガシャさんが製作されたMk.IV。タミヤが元キットでなんと自走します)
明けて、ワンフェス当日。
私はJR海浜幕張駅から3駅移動した千葉みなと駅前の東横INNに宿泊でしたので、
ホテルの朝食を食べてからのんびりと移動しました。
会場に入って、開場の10時までは(9:30以降はホール間移動が出来なくなる)
知り合いに挨拶して回ったり、卓の様子をスマホで撮影してツイートしたりと、
結局今回もバタバタとしていました。
今回の卓番は【6-24-15】と6ホールの南側(奥側)の島だったのですが、
同じ島にVISPOさんや鶴の館さん、その向かい側にはT’s Systemさんと
分かる人にはわかるというか、開場早々に人が集まりそうな場所でした。
あと、6ホールのトイレに近い場所という事で、
開場直前から動画を撮影されている方もいらっしゃいました。
今回、会場内のアナウンスでは何度も
「トイレや関係の無い卓の中に入って自分と異なるホールの商品を買おうとする人」が
いる事への注意喚起は行われていました。
が、実際には開場直前に卓の外を歩いている人やトイレに入っていく人は
ポツリポツリといました…
全員が所定の位置に戻るまで開場しないとかはやっぱり難しいのでしょうね?
(ちなみに今回、開始のアナウンスの前に遠くから拍手が沸き上がって、
それでスタートしたような気がしました。
自分が開始のアナウンスが聞こえなかっただけかもしれませんが)
あとは会場を1日中カメラを持ってウロウロしていたのですが、
今回は撮影枚数が1566枚と思ったより撮影していませんでした。
撮影を開始した時間が12時30分と遅めだった事と、
今回初めて企業ブース側に行った事が大きな要因かと思いますが、
あとは見学者が常に多くて撮影していくのに時間がかかったというのもあるかもしれません。
今回は特に外国人の見学者が多かった印象です。
以前から午前中の買い物タイムには、海外の人と思われる方がリストと大きなバッグを持って
行ったり来たりしているけれど、
午後からはいくつかの人気卓を除いては、比較的空いている印象なのですが、
今回は色々な卓で撮影を待つ列が出来ていると感じました。
(日本人のカメラマンも年々増えているとは思いますが)
4月には上海でワンフェスが初開催される事も関係しているのかもしれませんが、
観光の一環で足を運んでいる方も多かったのかもしれませんね。
目をキラキラさせながらフィギュアを見つめる姿は世界共通だな~と
しみじみ感じました。
2人組のカメラマンが「海外の人は順番を守らない、マナーが悪い」みたいな事を
大声で話しているのが聞こえてきましたが、
私が撮影している範囲ではそんな感じの人はいなかったです。
(例外もありましたが)
列が出来ていれば、キチンと並んで撮影されていると思いました。
唯一、例外だったのが、終了直前に見学者の減ったVISPOさんの卓を撮影している時に
横から割り込んできた人がいた事でしょうか?
この割り込んできた人は、右手に見た事のない機械を持っていて、
左から右へ展示品の前をスライドさせていました。
そのまま右へ右へと展示品を一つずつ、見学者がいてもお構いなしで、
その前に割り込んで横移動していきました。
最初、動画を撮っているのかと思いましたが、
(後から知ったのですが)どうやら3Dスキャンをしていたのではないかと思います。
確かに怪しい動きでしたので…
実際にそこから複製する事はまだ難しいとは思いますが、
技術が発展していった時にどうなるのか、考えると恐ろしくなりますね。
写真から立体データを作り出す技術も進んでいくのでしょうから、
そう思うと展示品を撮影するという事も自由に行えなくなるかもしれませんね。
今後、完成見本の展示方法でも3Dスキャン等の対策も考えた展示が必要となるのかもしれませんね…
(360°Viewerもあまり関係ないかもしれませんが、一旦、終了させました)
あと、今回、個人的に変わった事といえば、
高感度番長と格付けされているニコンの元フラッグシップ機「D3s」を
ワンフェス会場(幕張メッセ)で使用した事でしょうか?
今までも比較的高感度に強いとされているD700を利用していたのですが、
更にワンフェス会場(屋内イベント)での撮影に向いているのではないかと思い、
昨年、中古機を購入しました。
で、個人的な感想を申し上げますと、D700よりかなり楽に撮影をする事が出来るようになりました。
(SS:1/50 F:4.5 ISO:3200)
(SS:1/80 F:4.5 ISO:2500)
ISOを2500や3200に設定した状態でも(個人的には)ノイズがあまり気にならないレベルの
写真が出てくるので、その分、シャッタースピードを速く出来、
気楽に撮影する事ができます。
シャッタースピードが遅いと、ブレを抑える為に気合を入れてじっと構える必要があるので、
その分、疲労の蓄積がハンパ無いのですが、
D3sではササッと撮影する事ができます。
もしかしたら、撮影のやり直しが少ない分、撮影枚数が少なかったのかもしれませんね。
またD3sの感想は別の記事でまとめたいと思います。
また、今回は初めて1~3ホールの企業ブースへ見学へ行ってきました。
目的のデコマスの展示があったのでそれを撮影しに行ってきたのですが、
アマチュアディーラーブースと違って、照明がとても明るく撮影しやすい環境でした。
やっぱりSNS上での拡散を目的としているのでしょうから、
少しでもキレイな写真が撮りやすいように色々工夫されているようでした。
各企業でフィギュアの展示方法が異なっているので、各社の案内に従う必要があるのですが、
1つの企業でも並ぶ列がいくつかに分かれていたりするので、
自分が見たいフィギュアの列をちゃんと把握して並ぶ必要がありそうでした。
あと、実際に撮影している途中、
既に通り過ぎたフィギュアをもう一度撮りたいと思う事があると思いますが、
逆流はマナー違反かと思いますので、
どうしても撮影し直したい場合は、再度、待機列の最後尾に並ぶ必要があるかと思います。
ちなみに自分の順番が来て、慌ててカメラの設定を変更するのはミスを誘発する可能性が高いので
1人前の状態で被写体にフォーカスを合わせて露出を計測しておけば、
予め露出を設定しておく事ができると思います。
こんな感じで被写体を撮影しておけば、どんな感じで写るのかチェックする事ができると思います。
アマチュアディーラー側から来て、そのままの設定で撮影すると露出オーバーで真っ白な写真になりますね。
最後に、今回のワンフェス会場でやろうと思っていた事に
先日、文一さんに製作していただいた村雨改の原型師のやまかつさんに
会いに行こうと思っていたのですが、
無事、開場前にご挨拶する事ができました。
(準備のお忙しいところ、ありがとうございました。)
また村雨の事は別の記事で詳しく書こうと思いますが、
こうして原型を造られた方に直接想いを伝える事が出来るのは、
ワンフェスの素晴らしい点ではないでしょうか?
以上、ワンフェスレポートというより、
私の個人的な感想を羅列した記事となりました。
次からはまずはせっかく撮影した企業ブースのフィギュアからレポートしていきたいと思います。
それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。