2018年2月18日に幕張メッセで開催された日本最大級の造形イベント
「ワンダーフェスティバル2018冬」のレポートの続きになります。
今回は初めて1~3ホールの企業ブースに遊びに行ってきましたので、
そこで撮影したフィギュアを写真で紹介したいと思います。
あと、企業ブースで撮影してみて感じた事、次回は気を付けたい点もまとめておきます。
近年では、ワンフェスに参加される企業様もどんどん増えていて、
ワンフェスといえば各メーカーの新作フィギュアを見に行くのが楽しみ!という方も
沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
私は、今まで特に理由は無かったのですが、アマチュアディーラーブースを周るので
精いっぱいで企業ブース側に移動した事が無かったのですが、
今回はある方が彩色されたデコマスを撮影してこようという目的で
1~3ホールの企業ブース側へ遊びに行ってきました。
まず、企業ブース側へ行って驚いたのは、何といっても各ブースの華やかさでしょうか?
ウチはここにありますよ!と一目で分かるようなデカい看板やバルーンなど、
まるでモーターショーのような感じですね。
しかも、よくあるホビー系の展示会と比べて、ブース間のスペースも広いので、
見学して周るのも快適でした。
(私は15時頃からホールに入ったので人は減っていたかもしれませんね)
各社、フィギュアの展示方法は工夫されていて、そういったブースを見ていくだけでも
色々と勉強になりますね。
全てのブースを見学したわけではないので、全てを把握している訳ではないのですが、
やはり撮影しやすいところもあれば、ちょっと難しいところもありました。
私はストロボを使っていないので、フィギュアの周りから均一に照明が当てられていて、
影が消えているような展示が、とても撮影しやすかったです。
(キューズQ 陸奥 SS:1/400 F:5 ISO:800)
(グッドスマイルカンパニー ウォースパイト SS:1/250 F:5 ISO:800)
逆にスポットライトのように部分的に強い光を当てて展示しているフィギュアは
影を消すことができないので、撮影が難しかったです。
(ストロボがあれば消すことが出来ると思いますが、
逆に色が飛んでしまったりと撮影難易度が上がるかと思います)
(WAVE ダージリン SS:1/160 F:4.5 ISO:1600)
あとはアクリルケースに入っていると、撮影が難しくなる印象がありますが、
ありがたい事にフィギュアの手前に障害物がない状態で展示されているフィギュアも多かったです。
私は60mm単焦点レンズを使っているので、
フィギュアとの距離が遠い場合、ズームして大きく写す事ができないのですが、
今回、特に焦点距離で困る事はありませんでした。
スマホでも全身を撮影するのであれば、特に困る事は無い距離なのかなと思いました。
グッスマ・マックスファクトリー・ファットカンパニーの艦これコーナーに並んでいる時に
ブースの看板を撮影した写真(2列目くらいの場所から)が上のものなのですが、
会場の様子を撮影するのには、60mmは向いていない感じですね。
こういう時はズームレンズがあれば便利だなと思います。
それでは前置きが長くなりましたが、企業ブースで撮影させていただいたフィギュアを
紹介していきたいと思います。
アニプレックス+ブース
メーカー名 | アニプレックス+ |
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作品名 | Fate/Grand Order |
商品名 | グランド・ニューイヤーマシュ・キリエライト |
原型 | ゆうこ~ん(knead) |
彩色 | 村川勝心(knead) |
FGOのマシュが着物姿で立体化。
帯や髪飾り、盾のしめ縄など小物まで細かく造形されています。
また袖や髪の毛など動きのある流れも自然に表現されているのが分かります。
着物の華やかな模様もここまで表現されるのであれば、
販売時には見応えのあるフィギュアとなりそうですね。
個人的には着物なのにその柔らかさが伝わってくる胸の造形がツボでした。
メーカー名 | アニプレックス+ |
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作品名 | Fate/Grand Order |
商品名 | アーチャー/イシュタル |
頭部原型 | Beehive 浦川顕法 |
原型 | デザインココ |
彩色 | 株式会社エムアイシー |
こちらのイシュタルは2018年3月31日まで再受注を受付されているようですね。
メーカー名 | アニプレックス+ |
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作品名 | Fate/stay night |
商品名 | セイバー~イギリス紀行~ |
原型 | 秋雨 |
彩色 | 株式会社ストロンガー |
旅行中の白いワンピース姿のセイバーを立体化という事で
ポージングや表情など、リラックスしている感じが伝わってくるフィギュアですね。
風がゆっくりと吹いている雰囲気が髪の毛やワンピースの動きでしっかりと再現されています。
鞄やブーツなども細部まで造られているのをしっかりと目に焼き付けました。
白いワンピースに白い背景だったので、
露出オーバーにならないようにシャッタースピードをちょっとだけ速くして
撮影しています。
露出オートだと、どこに露出を合わせるのか難しいかもしれませんね。
メーカー名 | アニプレックス+ |
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作品名 | Fate/Apocrypha |
商品名 | ルーラー ~紅蓮の聖女~ |
原型 | PUSANカモメ(びーふる) |
彩色 | びーふる |
宝具「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」を発動した姿を再現されているという事で、
顔の前に花が重なってしまうので、
真正面から撮影する事は出来なかったのですが、
かすかにほほ笑んだ表情や広がる髪の毛の動きはしっかりと見る事ができました。
足元にある炎エフェクトもカッコイイですね。
メーカー名 | アニプレックス+ |
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作品名 | ブレンドS |
商品名 | 桜ノ宮 苺香 |
原型 | イクリエ、のぶた(リボルブ) |
彩色 | ウエン・ユーピン |
サフ状態の原型は、これくらい明るいと細かい形状が確認できて、
撮影しやすいですね。
WAVEブース
メーカー名 | WAVE |
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作品名 | ガールズ&パンツァー |
商品名 | ダージリン(パンツァージャケットVer.) |
原型 | 千鶴(鶴の館) |
ジャケットやスカートの皺、ブーツの皺など造形に見応えがあります。
首は可動するようになっていて、顔の向きや傾きが変更できるようです。
各社からダージリンは販売されていますが、
こちらのダー様はイラストからの再現度がかなり良いのではないでしょうか?
ボークスブース
メーカー名 | ボークス |
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作品名 | ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦 |
商品名 | キャラグミン 西住まほ 白ゴスVer |
原型 | 造形村 |
スマホゲーム内に登場する衣装を立体化したフィギュア。
キャラグミンなので組み立ては必要ですが、
自分の好きなように作れますので、
頑張れば、イラストの通り、
少し恥ずかしそうにしている表情にする事も出来そうですね。
アクアマリンブース
メーカー名 | アクアマリン |
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作品名 | ガールズ&パンツァー |
商品名 | 西住まほ マーチングバンドStyle |
原型 | 乙山法純 |
彩色 | 村川勝心(knead) |
メーカー名 | アクアマリン |
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作品名 | Fate/stay night[Unlimited Blade Works |
商品名 | アーチャー Route:Unlimited Blade Works |
原型 | 石山裕記 |
彩色 | 村川勝心(knead) |
メーカー名 | アクアマリン |
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作品名 | Fateシリーズ |
商品名 | アイドル皇帝/ネロ |
原型 | 小澤真吾 |
彩色 | 星名詠美 |
ドレスのスカートとソファーの上のクッションのフリルが細かいですね。
このネロは、撮影しようとしている人の列が出来ていました。
やっぱり赤セイバーは人気があるのですね。
どなたかのツイートでも見かけたのですが、
アクアマリンさんのブースの照明は暖色系な照明が使われていて、
少し色が変わって写真に写っているのではないかと思います。
ちゃんとホワイトバランス調整すれば右のような感じになるかと思います。
(フィギュアのタイトルプレートが白くなるように
フォトショップのレンズフィルターで寒色系のフィルターをかけていけば、
ホワイトバランスを大体修正する事ができますね。
私は1枚1枚調整するのが面倒なので省略していますが…)
残りはグッスマ連合(グッドスマイルカンパニー、マックスファクトリー、ファットカンパニー)、
キューズQの艦これ関連のフィギュアを撮影しているのですが、
記事が長くなったので、それらは次の記事で紹介したいと思います。
それでは今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ワンフェスお疲れさまでした!自分も企業ブースには足を運んでプロフィニッシャーさんの技術を学ぼうとはしたのですが、ここまでキレイに撮られていると非常に参考になります。
特にセイバーのイギリス紀行は個人的にCMの写り方が髪の毛の影が写り混み過ぎて残念に感じていたので、元のキットをちゃんとみるとこうなるのか~と驚きました。また素敵な写真を期待しております(^^)
コメントありがとうございます。
デコマスは塗装の参考にするには最高の資料ですよね。
そういった意味で撮影した写真を拝見していただけたのであれば、
ブログにアップした甲斐があって嬉しいです。