メーカー | キューズQ |
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作品名 | 艦隊これくしょん-艦これ- |
サイズ | 1/8スケール(全高:約9cm) |
原型師 | グリズリーパンダ/松宮誠一 |
彩色製作 | ei |
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2016年3月、艦これでもサービス開始当初から人気の1位、2位を争う高速戦艦「金剛」がキューズQから販売されました!!
早速、色々撮影してみました!!
金剛といえば、大日本帝国海軍が日本初の超弩級戦艦として、イギリスのヴィッカース社に発注、建造された金剛型1番艦ですね。
艦隊これくしょんの中では、英国で生まれた帰国子女としての特徴的な台詞と、
高速戦艦という史実さながらの使い易さ、最初から強烈な提督LOVE勢として高い人気を誇っています。
かく言う私も、ニコニコ動画で金剛がしゃべる動画見て艦これを始めた身です。
まずはフィギュア本体から見ていきましょう。
カメラに目線の合う角度から撮影しました。
メーカーであるキューズQの説明によれば、入渠中のようなリラックスしたポーズという事ですので、
少し足を崩して、ゆっくりしているようなポーズとなっています。
金剛に声をかけて、こちらを振り向いたようなイメージでしょうか?
このフィギュアの付属品に台座では無く、ふわふわマットが付いているのですが、
このマットの上に金剛を置くと、尚、休憩中の雰囲気がより伝わりますね。
続けて、視線はずれますが、顔の正面から撮影。
このフィギュア、とても不思議なのですが、撮影する時、
カメラの高さによって、金剛の表情のイメージが大きく変わります。
やや上から撮影すれば大人っぽく、顔と同じ高さで撮影すれば幼い感じになります。
上の写真は顔より高い位置(少し撮影した角度が違いますが・・・。)、下は顔と同じ高さ。
さらにこの写真は顔の位置より低い位置にカメラを設置して撮影しています。
瞳は原型を担当されているグリズリーパンダさんらしいデザインとなっています。
この金剛、元はグリズリーパンダさんがワンフェスで限定発売されたガレージキットの
原型が元になっていると思いますが、
そのガレージキットに付属していた瞳デカールを基にデザインされていると思います。
金剛のボディのアップ。
おなじみの巫女服をイメージしたような上着にミニスカートとロングブーツは
細部までしっかりと造形、塗り分けされております。
袖やスカートの裾の紐はとても細かいですね。
ブーツの折り返し部分はグラデーション塗装されていますね。
続けて髪の毛。とても細かく分けて造られていますね。
そのおかげか躍動感のある動きが表現されています。
髪の毛も細かくグラデーションで塗装されていますね。
光の当たる部分は明るく、髪の毛の奥まったところは暗く塗装されています。
また髪の毛をまとめたフレンチクルーラー部分もしっかりと凹モールドが造られています。
指先。爪の部分は着色こそはされていませんが、ツヤありのコーティングが施されています。
指の関節までしっかりと計算されて作られていますね。
すらりと伸びた足。足首部分の皺はブーツの質感が見た目にも伝わる形となっております。
塗装については、ブーツのつま先部分、靴底、ヒールなど素材の違いに合わせて塗装されており、
革の質感が感じられます。
ここまでリアルだとブーツを履いたまま休んでいると、足のムレが心配になるレベルですね。
あと、この角度だとわかりやすいですが、裾の先の紐の結び目はしっかりグラデーション塗装され、
結び目の雰囲気が表現されています。(リボンなどでも結び目のほうが色が濃く見えますよね)
続けて、金剛を寝かせて、下から撮影してみました。
艦娘は作られたキットによって、パンツだったり褌だったりしますが、金剛はパンツが多い印象です。
パンツの造形もしっかり造り込まれています。
写真ではわかりずらいですが、パンツ上部にはレース部っぽい造形が見受けられます。
結構可愛いパンツですね。
他にも注目してほしいのがスカートの裾のひらひらの造形。
とても細かく造られていますが、単純な形では無くスカートの動きに合わせて自然な造形となっております。
あと、ブーツの折り返し部分のグラデーションが、この角度だと特にわかりますね。
あと、お尻や太ももの形が伝わるように少し角度をずらして撮影してみました。
このフィギュアには、マットとは別にもう一つの付属品として、
台座に設置できる艤装が付属しております。
通常、艦これのフィギュアといえば艤装を装備したフィギュアが多いのですが、
この金剛はフィギュアに艤装を装着する事は出来ず、完全に置物となっています。
以下、艤装を置いた状態で何枚か撮影した写真です。
やっぱり艤装があると、艦これという雰囲気が増しますね。
続けて、艤装単体を撮影。
正面(金剛の背中に装着される側)から。
中心にマストと煙突があり、35.6cm連装砲が左右2基づつ計4基(8門)が搭載されています。
反対側から。舷側窓や梯子、ドアがモールドで造られています。
このドアは妖精さんが利用するのでしょうか?
以下、色々な部分のアップ。
実際の金剛を調査して、3Dモデリングで造られているだけあって迫力がありますね。
細かくスミ入れされていますね。
砲塔は回転させることができます。砲身は上下に動かすは残念ながら出来ません。
艤装を寝かせて少し上の角度から撮影。マスト部分の鉄骨骨組が凹モールドで再現されています。
艤装を設置する台座のみ撮影。
ワンフェス限定版の榛名に付属している台座は黒かったような気がしますが、
こちらはシルバーとなっています。横に細かくモールドがあります。
以下、金剛を使って色々撮影条件を変更して、いくつか撮影をしてみました。
最近、撮影ブースの上から蛍光灯、左右にLEDスタンドを設置して撮影しているのですが、
向かって左側のLEDライトを消灯して撮影しました。
影が強く出るのでライトを消した代わりに向かって左側に白いコピー用紙を立ててレフ板にして、
影を調整しています。
その状況でホワイトバランスを蛍光灯に変更して、青みを出して撮影しました。
秋の月明かりのイメージで撮影しましたが、もう少し青みを強くしてもよかったかもしれませんね。
次にせっかくふわふわマットが付属していますので、マットの上にフィギュア本体を横にして
絨毯の上に寝転がっているイメージの写真を撮ってみました。
そのまま、フィギュアを寝かせただけだと金剛の頭とマットの間に隙間が空いて
違和感がありましたので下にレンズの蓋やらカッターナイフなどを置いて、
マットを浮かせて、フィギュアの頭になるべくくっつくようにしています。
こっちは暖かみのあるふわっとした雰囲気にしたかったので、
ホワイトバランスを日陰にして撮影しています。
写真でみて左下の位置に白い用紙のレフ板を設置して、顔横や左腕の横に出る影が薄くなるように調整しています。
少し引いてみるとこんな感じに。
周りには色々な道具を置いて撮影しています。(工夫で何とか乗り切る!)
私は後からの現像が面倒なので、RAW形式のデータでは撮影していないため、
ホワイトバランスを後から変更する事が出来ませんので、
その都度、色々設定を変更して撮影しております。
「テートクぅ。触ってもイイケドサー、時間と場所をわきまえなヨー!」って
執務室でやり取りしている雰囲気でしょうか?
以上、キューズQ 金剛のレビューとなります。
ちょっと写真が多めなので、読みづらいかもしれませんが、
金剛に興味のある方は、おススメですので是非、手元に置いてあげてください。
この記事を書いた時点では、まだあみあみに在庫があるようですので、
もしよかったら、こちらのリンクからどうぞ。
どうやら無事、あみあみでは全ての在庫が販売済みとなったようです。
今でも大阪日本橋の中古フィギュアショップなどで、たまに見かけますが、
とても素晴らしいフィギュアでしたので、是非、気になる方は見かけたら
すぐに確保される事をおススメします。