メーカー | アルター |
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作品名 | ニセコイ |
サイズ | 1/8スケールフィギュア |
原型 | 無銘 |
彩色製作 | 渡邊 恭大 |
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ニセコイから何体も立体化されている桐崎千棘ですが、
アルターから発売されたフィギュアを撮影していなかったので、
今更感はありますが、写真をのせてレビューしていきたいと思います。
既にメガハウスの世界制服作戦やマックスファクトリーから制服姿のフィギュアとして販売されていますが、
アルターからはBlu-ray&DVDの1巻のイラストを元にした私服姿での立体化となります。
ポージングはジャンプしている瞬間?なのでしょうか、
台座からの支柱でフィギュア本体は空中に浮いた状態となっています。
ポーズだけでなく、髪の毛の動きやキャミソール、パーカーの動きなど
躍動感に溢れていて、本当に一瞬を捉えた写真のような状態になっています。
それでは顔から順番に見ていきたいと思います。
元のイラストと比べると、若干、顔(瞳?)が違うように見えますが、
睫毛や瞳のハイライトなど特徴的な部分はプリントされていて、
とても可愛いらしい表情となっています。
瞳は光沢で、撮影する角度によっては光を反射してしまうので、
上の写真の顔のアップは、カメラのフラッシュを光らせずに撮影しています。
目で鑑賞する分に関しては、瞳の反射は特に気になりませんでした。
少し別の角度から。
口の中、前歯はしっかりと造られていますね。
イヤリングやミサンガ?は細かく塗り分けられています。
流石、小物にこだわるアルターですね。
頭には千棘のシンボルともいえる真っ赤なリボンがしっかりと存在しています。
髪の毛は複雑な動きになっており、1つ1つの塊が自然な形で波打っています。
イラストには無い角度から見た時も不自然にならないようにバランスを良く造形されています。
凄いですね。
この部分は完全に想像による造形ですよね。
次は、上半身です。
イラストのイメージは夏なのでしょうか?
キャミソールが浮いて、おへそが見えてます。健康的ですね。
パーカーは片腕だけ袖を通していて、しかも脱げかけている瞬間という
なんとも言葉だけでは表現しづらい状態ですが、
右腕の肩から外れたパーカーが肘に詰まってきているところの皺の表現など、
軽い生地の雰囲気が伝わってくる造形となっていますね。
また、キャミソールの皺は生地の薄さを感じ取れるような形になっています。
あと指先ですが、ちゃんと爪のマニキュアまで光沢で綺麗に塗られていました。
(ちょっと小指だけ指先のほうにはみ出していますが個体差かと思います。)
キャミソールの肩ひもの部分は、ボディーとは別パーツとなっているようです。
キャストオフまで出来るのかどうかは試してないので分かりませんが、
キャミの隙間をのぞいてみると、どうやらブラがあるように見えました。
(胸の真ん中にリボンのようなものと、背中側にホックの造形は見えました)
フィギュアに向かって右側から撮影。
この角度で目を引くのが脇ですね。
きちんと脇付近の筋の形が造形されていて、とても綺麗な造形になっていいます。
また、ちらっと見える背中も大変美しく造られています。
パーカーの塗り分けは皺に合わせて計算されて塗装されていますね。
続いて、下半身。
ホットパンツなので下着は見えたりしませんが、太ももの絶対領域が眩しいです。
ストッキング?タイツ?を履いているので肌色成分は少な目ですが、
太ももの付け根からお尻にかけて見える曲線にはドキッとさせられます。
特にシャドウ等のグラデーションはされていないようです。
ホットパンツはデニム生地と思われますので、
固めの生地で皺がぐっと力強く表現されています。
ベルトの紐も2色で塗り分けられており、イラスト通り、先が上下に曲がっていますね。
裾の部分やポケットの部分はドット柄がプリントで再現されています。
パーカーがあるので、下から覗き込んだ感じで撮影。
太ももの間の隙間が見れるのは、フィギュアだけの利点ですね。
このフィギュアの一番の見どころと勝手に思っているところなのですが、
シューズの造形が凄いです。
シューズの紐の部分やデザインの表現も細かく再現されていますが、
靴裏の部分はもう本物のシューズそのものですね。
溝の1つ1つが細かく造形されています!!
フィギュアを支える支柱は下の写真のように台座から1本伸びているものになります。
金属製でかなり頑丈に出来ているので、夏場などのへたりは大丈夫そうです。
台座の文字のデザインは可愛らしいですね。
フィギュア本体には目立たないように体とパーカーの間に差し込み口があります。
支柱は少し角度が付いていて、台座とフィギュアの差し込む向きによって、
フィギュア本体の角度を変更する事が出来ます。
以上、アルター ニセコイ 桐崎千棘のレビューになります。
肌の露出に関してはあまりありませんが、
細かいところまでの造り込みは、流石アルターといった感じでした。
桐崎千棘好きの人には部屋に飾っておいて、損は無い出来のフィギュアかと思いました。